滋賀の酒と和食が響き合う。琵琶湖のほとり近江舞子で、日本酒ペアリングフェアを体験
FOOD 食事

2026.05.01

滋賀の酒と和食が響き合う。琵琶湖のほとり近江舞子で、日本酒ペアリングフェアを体験

酒は料理と組み合わせてこそ、本当の奥行が見えるもの。そんな酒の奥深さを提供する 『滋賀の酒ペアリングフェア』が、琵琶湖のほとりのホテル 『ザ グラン リゾート近江舞子』にて開催。同ホテル料理長・清水さんが設計する酒と和食のペアリングを、モデルの池田裕子さんと味わってきました。

滋賀の酒と和食が響き合う。琵琶湖のほとり近江舞子で、日本酒ペアリングフェアを体験

ザ グラン リゾート近江舞子
料理長・清水末広

香川県小豆島で生まれ、20歳から料理の道へ。同ホテル開業時から在籍し、料理長に就任して16年。食博覧会大阪・経済産業大臣賞、おうみの名工表彰など、受賞歴多数。公益社団法人日本調理師連合会・師範上匠。

滋賀の酒と和食が響き合う。琵琶湖のほとり近江舞子で、日本酒ペアリングフェアを体験

モデル
池田裕子さん

横浜市出身。2013年「ミスFLASH」グランプリ。生粋の『横浜DeNAベイスターズ』ファンで、推しは柴田竜拓選手。MBSラジオ『アッパレやってまーす!〜土曜日です〜』出演中。@kurimushiyoukan

滋賀の酒蔵『川島酒造』と近江舞子の料理たち

滋賀の酒と和食が響き合う。琵琶湖のほとり近江舞子で、日本酒ペアリングフェアを体験

料理との相性を見極めた、滋賀の酒3銘柄

今回のフェアで清水料理長がもっとも伝えたいこと。それは、滋賀の酒と近江舞子の料理が、とてもよく合うということ。
そこで選ばれたのが、同じ滋賀県内の酒蔵『川島酒造』さんの3銘柄。会席の流れの中での各料理との相性を考えて、風味や口当たりの異なる3つの味わいを選んだそう。

実際に味わう際には、「料理を口にしたあと、余韻が残るうちに酒を含むことで、味の重なりや広がりも感じやすくなります」とのこと。地元の酒と料理を行き来しながら、その相性を確かめていける内容に。

滋賀の酒と料理が響き合う、3つのペアリング

前菜6種・お造り5種と、『川島酒造』の純米酒〈松の花〉
前菜6種・お造り5種と、『川島酒造』の純米酒〈松の花〉
お酒と料理を楽しむ池田さん

純米酒〈松の花〉の香りを楽しむ池田さん

前菜・お造り×純米酒〈松の花〉

最初に合わせるのは、『川島酒造』の純米酒〈松の花〉。キレのある飲み口でありながら、しっかりと米の旨みも感じられる1本は、前菜、お椀、お造りまで、多様な料理が並ぶ会席の前半戦に広くマッチ。
池田さんも「本当に何にでも合うんですね!」と感心のご様子。

料理長・清水より
「この〈松の花〉は、すべての料理に合うお酒として選びました。前菜やお造りはもちろん、お椀の出汁の風味も壊さずに受け止めてくれる1本ですね。ここでは“冷”でお出ししていますが、このあとの〈鰻飯蒸し〉では“ぬる燗”で提供させていただきます」。

滋賀の郷土料理〈鮒寿し〉と、『川島酒造』の料理酒〈味しるべ〉

滋賀の郷土料理〈鮒寿し〉

滋賀の郷土料理〈鮒寿し〉と、『川島酒造』の料理酒〈味しるべ〉

滋賀の酒と和食が響き合う。琵琶湖のほとり近江舞子で、日本酒ペアリングフェアを体験

鮒寿し×料理酒〈味しるべ〉

お次は、会席コース外から今回のフェアのために選ばれた滋賀県の伝統的な発酵食品〈鮒寿し〉。合わせるのは、『川島酒造』では料理酒として展開される〈味しるべ〉。
料理酒と聞いて最初は少し身構えた池田さんも、実際に口にすると「料理酒って、普通に飲んでも美味しいんですね。〈鮒寿し〉の発酵風味が口の中で中和されていく感じがして、とても飲みやすかったです」と、その相性のよさを実感。

料理長・清水より
「料理酒はもともと、臭みを取るためにも使うものなの。だから〈鮒寿し〉のような発酵食品には、とても相性が良いんです。飲み方は、米の甘みと香りが立つ“ぬる燗”で。独特の風味がやわらいで、口の中でうまくほどけていきますよ」。

滋賀の酒と和食が響き合う。琵琶湖のほとり近江舞子で、日本酒ペアリングフェアを体験
〈近江牛肩ロース鉄板焼〉と、『川島酒造』の特別純米酒〈酔後知楽〉
近江牛と特別純米酒〈酔後知楽〉を楽しむ池田さん

近江牛肩ロース鉄板焼

近江牛×特別純米酒〈酔後知楽〉

赤身の旨みと脂の甘みが広がる〈近江牛肩ロース鉄板焼〉には、〈酔後知楽(すいごたのしきをしる)〉。やや辛口でキレのある味わいが、口の中をすっきりと洗い流し、自然と次のひと口が促されるペアリングです。
「サクッとした歯応えなのに、とっても柔らかいお肉が最高! お酒も、お肉の旨味を邪魔しない感じで、とてもいい相性な気がします」と池田さん。

料理長・清水より
「この〈酔後知楽〉は、全国燗酒コンテストで金賞を受賞したお酒で、温めることで味わいがグッと際立つんです。それに近江牛は脂の融点が低いので、口の中で肉の旨味とお酒の旨味が、きれいに溶け重なってくれる。お酒が肉の味わいを、肉がお酒の味わいを、互いに引き立て合う組み合わせです」。

滋賀の酒3銘柄を、飲み比べでも楽しめる

滋賀の酒と和食が響き合う。琵琶湖のほとり近江舞子で、日本酒ペアリングフェアを体験

〈松の花〉〈味しるべ〉〈酔後知楽〉を気軽に飲み比べ

今回の『滋賀の酒ペアリングフェア』とは別に、〈松の花〉〈味しるべ〉〈酔後知楽〉の3銘柄を気軽に味わえる飲み比べセットも用意。料理と合わせて楽しむのはもちろん、まずはそれぞれの個性を飲み比べてみたい、という人にもぴったりの内容です。酒ごとの違いを知ったうえでペアリングを体験すると、おいしさの見え方もまた変わってきます。

滋賀の酒と料理の相性を体験できる日本酒フェア

滋賀の酒と和食が響き合う。琵琶湖のほとり近江舞子で、日本酒ペアリングフェアを体験
滋賀の酒と和食が響き合う。琵琶湖のほとり近江舞子で、日本酒ペアリングフェアを体験

お造り5種

お酒と料理について語る料理長

美しいつけ合わせ

乾杯をする池田さん

地場の酒と料理の響き合いが体験できる、『滋賀の酒ペアリングフェア』。酒の温度帯や合わせる料理まで、すべてが丁寧に設計されているからこそ、それぞれの組み合わせにある違いや相性の妙が自然と伝わってくる構成は、ここでしか味わえない体験です。

体験して見えてきた、日本酒のおもしろさ

最後に、体験者の池田さんはこんなふうに話してくれました。
「隅々まで計算された料理とのペアリングで、日本酒の印象が変わりました。銘柄や飲み方次第でいろんな料理にも合うし、日本酒がちょっと好きになりましたね」。

滋賀の酒と料理の組み合わせを、身構えずに味わいながら知っていく。そんな入口としてもちょうどいいフェアに、みなさんも参加してみてはいかがでしょう。

ザ グラン リゾート近江舞子

ザ グラン リゾート近江舞子
住所:滋賀県大津市南小松1454 MAP
URL:https://okura-club-hotels.com/oumimaiko/



Credit
Photo_Ryo Sato
Text & Edit_Satoshi Yamamoto


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